通信制高校とは?仕組み・通学頻度・全日制との違いをわかりやすく解説

「通信制高校ってどんな学校?」
「通学はどのくらい必要?」
「全日制とどう違うの?」

高校選びで、通信制高校も視野に入れているけど、実際どんなところなんだろう?と思っていませんか?

通信制高校は、自宅にいてネット授業を受け、レポートやテストを提出し、年に数回のスクーリングに行きます。

毎日の通学を省けるので、不登校で学校に行きにくい子でも高校の勉強ができます。

また、起業や大学受験の勉強に全力を注ぎたい、など他にやりたいことがある子には自由度が高くとてもおすすめできます。

最近は選択肢のひとつとして注目されている通信制高校ですが、仕組みや通い方は意外と知られていません。

本記事では、私の娘が通信制高校を選んだ経験から、通信制高校の基本的な仕組みや卒業までの流れ、全日制との違い、通学頻度などをわかりやすく解説します。

\ 無料の資料請求をしてみよう /

目次

通信制高校とは?|全日制・定時制との違い

学校

「通信制高校」とは、学校に毎日通わなくても、自宅学習を中心に高校卒業を目指せる仕組みの学校です。

同じ「高校」でも、通学のスタイルや学び方が異なります。

種類通学日数授業時間帯学習スタイル
全日制週5日〜6日(毎日)昼間一般的な高校。毎日授業があり、行事や部活動も多い
定時制週5日(夕方や夜)夕方~夜働きながら通う人向け
時間の柔軟性がある
通信制月1~週5日など自宅中心+登校日レポート提出やスクーリング(登校)で単位を取得
高校の種類と特徴

\ 無料の資料請求をしてみよう /

【通信制高校の仕組み】学び方・卒業要件など

ネット授業を観る女の子

通信制高校の学び方は、全日制とは大きく異なります。

毎日学校に通って授業を受けるのではなく、

「自宅学習+スクーリング(登校)」というスタイルで学習を進めていきます。

通信って漠然と聞いたことあるけどちゃんと知らなかった私も、調べて分かったことですが、きちんとルールがあり、必要な条件を満たせば全日制と同じ「高卒資格」を得ることができます。

学びの3本柱|通信制高校の基本

通信制高校の学びは、主に次の3つで成り立っています:

学習の柱内容
① レポート教科ごとに決められた課題(プリント・ネット)を提出
② スクーリング学校に登校して授業を受ける(頻度は学校により異なる)
③ テスト学期末や単位修得のための試験を受ける

レポート:基本は自宅学習

学校から配布される(またはオンラインで配信される)課題を、自宅で学習して提出します。

分からないところは、スクーリングで先生に聞いたり、メールやチャットで相談できる学校もあります。わが子はバイトの先輩やAIに助けてもらっているようです。

慣れるまでは「何からやればいいの?」と戸惑っていましたが、レポートの進め方がわかると、少しずつ自分のペースで取り組めるようになりました。

教科書の●●ページから何文字で抜き取りなさい、という課題もあるので、ちゃんと教科書を開く必要があります。

提出期限がこまめに設けられていて、学年最後に1年分まとめてやらなきゃならない、という最悪な状態も避けられると思います。

通信制でも自宅学習だけでなく、毎日通う、週に数日通うコースもあるよ!

スクーリング:対面での授業

「スクーリング」とは、実際に学校へ行って先生の授業を受ける日のことです。

頻度は学校によって異なり、例えば:

  • 年に2~3回だけ通えばOKの学校
  • 週1日〜3日の通学型(サポート校など)
  • 毎日通う全日型通信制(実質は通学制)

から選ぶことができます。

我が子は、完全オンライン動画視聴型。スクーリングは年に2~3回。

最寄りのスクーリング会場に行く必要があります。

一人のオンラインではできないグループワークや体育の授業があります。

テスト:単位を取るための最終チェック

レポートを提出し、スクーリングにも参加したうえで、最後にテストを受けます。

この流れをクリアすれば、「単位」が認定されます。

卒業に必要な条件

通信制高校でも、卒業するためには以下の条件をすべて満たす必要があります。

卒業に必要な条件内容
在籍期間最低3年間の在籍が必要(転校の場合は通算される)
単位修得合計74単位以上の取得が必要(各教科で条件あり)
特別活動年間30時間以上の特別活動(学校行事など)への参加

「在籍3年+単位+活動」の3つがそろえば、全日制と同じ“高卒資格”を取得できます。

\ 無料の資料請求をしてみよう /

通信制高校のイメージと現実、よくある誤解と本当のところ

高校生のPC打つ手元

「通信制高校って、サボってても卒業できるんでしょ?」

「友だちもできなくて孤独なんじゃない?」

「通信って、結局どこにも進学できないのでは?」

…通信制高校について調べ始めたころ、私自身もこんなふうに思っていた時期がありました。

でも実際に子どもが通うようになって、そのイメージはガラッと変わりました。

ここでは、よくある誤解と、それに対する“本当のところ”を、わが家の実感もまじえてご紹介します。

誤解①:通信制高校は「勉強しない子の行き先」?

「勉強が苦手な子だけが行く場所」では決してありません

実際は、勉強をがんばる子もたくさんいます。

もちろん、学び方は自宅中心でマイペース。

でもだからこそ、自分で計画を立ててコツコツ進める力が必要です。

大学受験を目指して予備校と両立している子、難関資格の取得を目指している子もいます。

わが子のまわりでも、塾と併用して「通信+受験対策」をしている子が何人もいます。

誤解②:「卒業が簡単すぎて意味がない」?

通信制であっても、サボっていれば卒業できません。

通信制高校でも単位制であり、卒業には最低74単位+3年間の在籍+特別活動30時間が必要です。

そのためには、レポートを提出し、テストを受け、スクーリングに参加しなければなりません。

レポートは意外とボリュームがあり、「簡単に終わらない」と感じることも多いです。

自分の意思で動けないと、単位がとれず卒業が難しくなるケースも実際にあります。

誤解③:「友だちができない」「孤独」?

通信制高校には、週1〜5日など通学スタイルを選べるコースもあります。

通学頻度が少ない分、顔を合わせる仲間の数は少ないかもしれませんが、似たような経験や価値観を持つ子と深い関係になれることも。

完全ネットコースだと友達ができるチャンスは確かに少ないと言えます。

わが子も、スクーリングで顔を合わせた子とすぐにうちとけて、連絡先を交換し合ったと報告がありました。

我が子の場合は、新たな友達関係がないほうが逆に面倒なことがなくて心地よいようです

友達はバイトや好きなこと推し活やゲームで作るといいよ

誤解④:「進学や就職に不利」?

担任やメンターは就職や進学の相談にもちゃんとのってくれます

通信制でも全日制と同じ「高卒資格」。進学も就職も可能です。

大学・短大・専門学校への進学も、通信制高校から問題なくできます。

通信制出身者を歓迎する大学も増えており、AO入試や推薦入試で進学する例も多いです。

指定校推薦も多数持っている通信制高校もあります。

また就職活動においても、「高校卒業資格」が必要とされる場面で不利になることはありません。

むしろ、自分で生活を管理しながら学んできた経験を評価されるケースもあります。

通信制高校は、「その子の生き方に合った道」

通信制高校には、全日制の枠には収まらない、多様な生き方を選ぶ子どもたちが集まっています。

わが子も、「人と同じでなくていい」「自分の心が安定していることが一番大事」だと気づき、ようやく今の環境で前向きに過ごせるようになりました。

通信制=逃げ道、というイメージを持っていた私自身が、今ではこう言いたいです。

「通信制は、合う人には最高の道です」と。

\ 無料の資料請求をしてみよう /

通信制高校の最大の魅力|「自分のペース」で生きられる

自転車に乗って楽しそうに走る女の子

通信制高校の最大の特徴は、「自分のペースで学べること」です。

通学の負担が少ないことで、体調や心の安定を優先できるのはもちろん、時間を自由に使えるため、やりたいことと両立しやすいというメリットもあります。

芸術やスポーツに打ち込んだり、アルバイトやボランティア、資格取得、大学受験の勉強に集中したりいろんな子がいるよ

そのスタイルは本当に人それぞれです。

わが子の話では、通信制高校の友達に「親の協力のもと、すでに起業している子」がいるそうです。
すごいですよね!

他にも、ゲームを極める子、投資やプログラミングを学んでいる子、留学を目指している子など、“今”や“未来”を自分で選び取っている生徒たちがたくさんいることに驚きました。

親として感じた「自由」と「安心」

ハートを抱え微笑む女の子

親としても、通信制高校に通うようになってから、本当に気持ちが楽になりました。

正直、以前は「起きられない子どもを毎朝何度も起こす」ことがとてもつらかったんです。

「行かせなくちゃ」というプレッシャーと、「行けない」現実の狭間で、私自身も疲れていました。

でも今は、子どもが自分で生活リズムを整え、自分の意思で動いている。

朝はゆっくりでも、アルバイトの日はきちんと起きて準備し、元気に出かけていきます。

その姿を見て、「ああ、この子にはこのペースが合っていたんだな」と心から思います。

アルバイト先では、みんなに優しくしてもらっているようで、今の居場所がとても居心地よく感じられているようです。

笑顔で「バイト楽しい!」と言う子どもを見るたびに、無理をさせるよりも、その子に合った環境を選んでよかったと実感しています。

\ 無料の資料請求をしてみよう /

【おわりに】通信制高校とはこんなところ

ネット学習をする女の子

通信制高校は、「今の学校がつらい」「毎日通うのがしんどい」そんな子どもたちにとって、新しいスタートを切る場所になれることは、間違いありません。

今、同じように悩んでいる方がいたら、どうか「無理に頑張らせる」ことよりも、「その子にとって安心できる居場所とは何か」を一緒に考えてあげてほしいなと思います。

また、通信制高校は学校に毎日通う必要がないので、自由度が高く、起業や大学受験に全シフトしたい、アルバイトで稼ぎたいと考えている子にぴったりの学校です。

子どもには、自分で道を選び、歩んでいける力がきっとあります。

その力を信じて、親としてそっと支えること。それが今、私ができる精一杯の愛情だと感じています。

我が子が通信制高校を選んだ経緯はこちらのnoteに↓↓

\ 無料の資料請求をしてみよう /

この記事を書いた人

不登校・転入試験・N高のリアルを経験した母のブログ「娘が不登校になりまして」管理人の「にまめ」です。娘の不登校に直面し、ネット情報に迷い続けた一人の母親としての経験からこのブログを作りました。N高をはじめとする通信制高校のリアルな情報や転校の手続き、卒業後の進路など、悩める親御さんに寄り添った情報をお届けしています。肩の力を抜いて、ぜひ気軽に立ち寄ってくださいね。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次